やっぱり貯金は損だ!
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「今の給料の8割で生活して貯蓄しましょう。」

「貯金はお金が目減りするから損。投資しよう!」

どっちがホントなんでしょう。

1 これまでの収入

  日本人の民間給与の平均の推移を見ると、次のとおり増えてなく、なんとなく減っています。

 

2 これまでの支出

  過去の日本の国民総支出の推移は、1994年ころの水準のままおおむね横ばいです。

 

3 この最近の支出が横ばいの原因の一つは消費者物価指数ではないでしょうか?

  1994年頃から、ほぼ横ばいですね。

 

4 最近の消費者物価指数を見てみましょう。

  総合指数で102.3、生鮮食品を除く総合指数でも102.1です。

5 これらは、新型コロナ感染症、ロシアのウクライナ侵攻が落ち着いたら下がるのでしょうか?

  世界的な物価はどうなっているでしょうか?

  日本は最近上がり始めましたが、欧米は2021年1月から上昇し始め、現在、物価指数が高くなっています。

 

6 欧米は物価高を抑えるために政策金利を上げているのでしょうか?

  米国、英国、豪州、カナダ、ニュージーランドは、1.25~2.50。最近、欧州が0.50に引き上げたニュースがありました。

  世界的に金利は高くなってきており、円安の方向に動いています。

 

7 日本の物価は2020年までは落ち着いていましたが、最近の物価は上がってきました。

  外国の物価が上がっていますから輸入品の物価が上がって、原材料の単価が上昇します。

  日本国内の物価を間接的に押し上げています。

8 でも、外国ではインフレ対策として政策金利を上げ始めました。

  これで外国の物価上昇がゆるやかになるかと安心しても、その分、諸外国の金利が上がるので世界のマネーは金利の高い通貨に集まります。

  外国通貨の値打ちが上がって、円安になります。

  円安は、日本製品を買ってもらいやすくなる半面、輸入品は高くなります。

  やっぱり輸入品の値段が上がって、原材料単価が上昇し、日本国内の物価が上がります。

9 物価が上がった分だけ、毎月いただけるお給料や年金が増えれば何の問題もありません。

  日本政府は、最低賃金を引き上げて、国民所得の上昇を狙っていますが、あなたの会社のお給料は上がる気配がありますか?

  それよりも、新型コロナ感染症による不景気、ロシアのウクライナ侵攻による穀物などの価格上昇分のすべてを、会社の製品の販売価格に転嫁できずに困っていますね。

  あなたのお給料を上げる原資は確保できそうにありません。

10 毎月のお給料の1割から2割を、がんばって貯金していますが、貯金では利子はほぼゼロ円ですね。

  反対に、物価が上がった分だけあなたの貯金の値打ちは減少しています。

  やはり貯金をタンスの中や金融機関に預けておいても、物価の上昇についていけない状況のようです。

11 毎月のお給料の金額も横ばいならば、物価がこのまま上昇していけば、来年のあなたのお給料の値打ちは今年より下がってしまいますね。

  なぜなら今年10万円で買えたものが、来年は10万円では買えなくなる。

  今年あなたのお給料で買えたものが、来年はあなたのお給料では買えなくなるのです。

  給料が下がったことと同じ状況になってしまいます。

  頑張ってしている貯金も、難しくなるかも知れません。

12 では、お給料が実質減った分をどうしますか?

  まずは、節約ですね。これで物価上昇分を補えれば、今までどおりの生活を送りながら貯金もできそうですね。

  ただ、今までどおり行ってきた貯金の金額は増やせますか?

  貯金は金額自体は変わらないですが、将来計画している旅行やマイホームは値段が上がっていきますから、もっとたくさん貯金しないと足りませんね。

  やっぱりお給料が増えないと生活はだんだん厳しくなっていくのではないでしょうか?

13 解決策として一番効果的なのが、収入を増やすことですね。

  アルバイトをしようとしても、あなたの会社は副業をしてもOKですか?

  一部の企業には副業を認める動きがありますが、まだ浸透していませんから、あなたの会社では無理かもしれません。

  やはり資産運用しかないのではないでしょうか。

 

つづく

 

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