資産運用ってナニ❓
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1 前話からのつづき

  勤め先の会社からいただくお給料の一部を消費しないで銀行にためるだけの貯金は、今の世の中では貯金につく利子が少なすぎる一方、物価の上昇の方がはるかに速いので、貯金が目減り(値打ちが下がること)するので、損だという話をしました。〔あくまでも私見ですが(^^;)〕

  貯金が何らかの作用を与えることによって、物価上昇と同じだけ増えていけば、貯金した目的の達成を妨げる外敵はいなくなります。

  さて、そんなウマい話はあるのでしょうか?

 

2 資産運用の例

  実は、1985年から1990年にかけて「バブル景気」ということがありました。

  その頃は土地や株式に対する投資が活発だったので、土地や株式の値段がどんどん上がりました。

  当時の定期預金の預金金利は6.33%と、今では考えられないくらい高く、だからまあ、銀行に定期預金しておけば、わざわざ土地や株式に投資しなくても11年か12年で元手は2倍になったんですが、、、

  お金を借りればもっと高い利息を払わなければならなかったワケですが、そんな高い利息を払って銀行からお金を借りて土地や株式を購入しても、それらの値上がりがさらにそれ以上だったため、何も生産しなくても、銀行からお金を借りて土地や株式を買って、しばらく期間をおいてから売却すればたくさんの利益が得られたのでした。

3 現在の資産運用

  そんなバブル景気のような現象は、現在は起きていませんので、借金してまで土地や株式を購入する人は限られています。

  ただ、手持ちのお金は、資産運用すると銀行預金よりはたくさん増えてくれる方法があります。

  でも、何も考えないで運用すると、銀行並みのわずかな利息どころか、元金まで減ってしまうリスクは伴います。

  そういったリスクは承知しながら果敢に資産を増やしている人たちは大勢います。

 

4 資産運用の種類

  では、資産運用とは、たとえばどのようなものがあるのでしょうか。

  広い意味では、銀行預金も利子が付きますので資産運用になります。

  一般的に投資というと、国債、投資信託、株式投資、外貨預金、不動産投資が主なものです。

 

  ほかには、金投資、ETF(上場投資信託)、J-REIT(不動産投資信託)、外貨MMF、保険、iDeCo(個人型確定拠出年金)、外国債券、社債、FX、先物取引、仮想通貨などたくさんあります。

  もちろん物価上昇と同じだけ増えてくれるかどうかは、まちまちです。

 

5 なんで増えるの?

  「資産運用」とは、貯金している側の立場の人が「貯金の代わりにどこに預けると得なのかな?」と考えて、資産を蓄えておく場所の選択する考え方から「資産運用」って呼びます。

  でも、客観的に見てこれはほぼ「投資」ということですよね。

  国債も、国の事業に投資するわけですよね。たまたま国はその事業でお金もうけをするわけではないのですが、事業資金を集めるために、株式会社が株を発行するとき「業績が良ければ配当します。」と約束しているのと同様に、利息を付けてお金を返す条件で資金を募るわけですね。

 

 

  わかりやすいのが、投資信託。もう名前に「投資」っていう文字が入っていますね。

  広い意味で言えば、銀行預金も、お金を預けた銀行が、預かったお金で国債を買ったりして、預金を払い戻すときにつける利息を稼いでいますから、銀行預金も間接的に投資しています。

 

  国債とか、まず倒産することが考えられない銀行に預金することは、投資の分類には入りますが、元金が減ったり、なくなったりする危険性が少ない分、払い戻すときについてくる利息は少ないですね。

 

      100万円の個人向け国債を買った場合の半年に1回もらえる利子の計算例

      800円もらえますが、そこから所得税を納めることもあります。

 

  株式投資だと、株を発行した会社に投資するわけですから、その会社がめざましい業績をあげると、株主配当がたくさん入ってきたり、株の値段が上がって、株を売却するときに、買った時よりずいぶん高く売却できて、その差額でも儲かったりします。

      某会社の株価と配当利回り10年分を例に、簡略化して計算すると
        株価が750円から2,000円に上がったとして、元手が100万円だったら266万円に上がってます。
        さらに配当が平均2.9%だったとして、100万円に対しては2万9千円の10倍 29万円もらえました。
        元手の100万円が295万円になったとして約3倍に増えました。税金は払わなければなりませんが...。

 

  でも、民間会社ですから、業績不振や倒産もあり得て、株式配当がなかったり、株の値段が大きく下がって、投資したお金が一部か全部返ってこなかったりする危険性もあります。

  そういった危険性に立ち向かって、投資先を吟味したり、業績を見て投資先を変更したりして、危険性は回避しつつ、配当や値上がり益を得て、自分の資産を増やしている人が多くいるということです。

 

 

  個人がそういった投資をしなくても、国債や株式は金融機関や会社の剰余金の運用のために購入されてます。それに加えて個人投資家の方々も投資をして、投資をしたお金は国や会社の事業資金として働いてくれて、道路やダムを造ったり、商品やサービスの提供が進み、社会や私たちの生活を豊かにしてくれています。

  投資は大事な役割を果たし、私たちの経済活動を支えているんですね。

つづく

 

 

 

 

 

 

 

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