電子書籍に小説やライトノベルがあり、よく読まれています。
かなり昔からの常識ですが、小説というと最初は「私小説」を書くことから教わります。
ユーメーな作家の先生方も「私小説」を書いています。
『蒲団』(田山花袋)
『わかれ道』(夏目漱石)
『私小説』(森鷗外)
『ある女』(芥川龍之介)
『わたしの伯父』(川端康成)
『人間失格』(太宰治)
『女生徒』(宮沢賢治)
『道程』(谷崎潤一郎)
『春琴抄』(樋口一葉)
『武蔵野』(菊池寛)
『小説神髄』(泉鏡花)
『個人的な体験』(大江健三郎)
ルポルタージュのように調べ物をしてレポート風に書いた本は、随所に自分の感想を交えてありますが、
小説になるとテーマの底辺に自分の表現したいことが置かれています。
社会、家庭、夫婦、地域コミュニティなどに関して感じたこと、意見などの主張を
私小説またはフィクションに込めて書かれていたりします。
多かれ少なかれウソをつかずに自分をさらけ出しているから、迫力があって人を感動させるんだと思います。
マンガのサザエさんは恥ずかしいくらいの家庭内の出来事や失敗や喜び悲しみがあらわされていますね。
共感せずにはいられないストーリーが、そこにあって大人気になったんだと思います。
そこに唯一無二の自分が表現されているからではないでしょうか。
アナタが書籍にしてアウトプットしたかったことも、アナタが感じたことや考えを
誰かと共有して共感したい気持ちが湧いてきたから、書きたくなったのではないですか?
アナタの作品を待っている人が少なからずいます。
どうでしょうか。
一度でいいから電子書籍を出版してみませんか?