「Amazon Kindle出版で読者を夢中にさせる『売れる電子書籍』の書き方!KDPで夢をかなえる表現テクニック」

意外とカンタン♬電子書籍の出版「難しいと思ってたんでしょ!そんなコトないですヨ☺」その908~Kindle出版・KDPで夢をかなえる電子書籍の作り方!Amazonで読者に届ける4つのポイント完全ガイド〜
はじめに
「いつか自分の本をAmazonで出版してみたい」
そんなふうに思ったことはありませんか?
これまでの仕事で培ったノウハウをまとめたビジネス書や、大好きな趣味のキャンプや料理について熱く語る実用書。
あるいは、人生の経験を綴ったエッセイや、空想の世界を描く小説かもしれませんね。
今、Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)というサービスを使えば、誰でも無料でアカウントを作成し、電子書籍を出版できる時代になりました。
著者自身の手で、あの巨大なAmazon Kindleストアに自分の本を並べられるなんて、考えただけでワクワクしませんか?
でも、いざ張り切ってKDP用の原稿を書き始めてみると、
「あれ? なんだか教科書みたいで面白くないな」
「自分の言いたい熱量が、文字になると全然伝わらない…」
なんて壁にぶつかって、筆が止まってしまうことがあります。
正直なところ、私も最初はそうでした。
Kindleストアで読者に「買ってよかった」「次の本も読みたい」と思ってもらうためには、ただ正しい情報を並べるだけでは不十分なんです。
読み手の感情を揺さぶり、ついついページをめくる手が止まらなくなるような「引力」が必要です。
ここでは、ジャンルを問わず、Amazon Kindleで読者をぐいぐい引き込むための「プロの表現テクニック」を、余すことなくお伝えします。
このスキルを身につければ、アナタのKindle本は、多くの読者に愛される一冊へと近づくはずです。
さあ、一緒に「売れる作家」への第一歩を踏み出しましょう!
1 KDPで「読まれない」原因?説明ばかりの電子書籍コンテンツから卒業しましょう
まずは、多くのKindle出版初心者が陥りがちな「ちょっと惜しい文章」の特徴について、一緒に見ていきましょう。
普段、ビジネスメールや報告書を書き慣れていると、どうしても事実だけを淡々と伝えてしまいがちですよね。
でも、電子書籍(特に読ませる本)において、それは「退屈さ」につながってしまうんです。
自分の原稿が以下のポイントに当てはまっていないか、少しだけ振り返ってみてください。
・単調で飽きてしまう展開になっていませんか
ずっと同じようなトーンで「~です。~ます。」と事実だけが並んでいると、読者はリズムを感じられず、途中で読むのをやめてしまうでしょう。
たとえ真面目なビジネス書であっても、著者の体温が感じられない文章は、読者の心に残りません。
まるで変化のない平坦な道を、延々と歩かされているような気分にさせてしまうからです。
・「楽しかった」「感動した」と感情語だけで済ませていませんか
「この方法はとても役に立ちます」とか「あの時の経験は本当に辛かったです」と書かれても、読者にはその「度合い」や「具体的な状況」がいまいち伝わりません。
感情を表す言葉をそのまま使うことは、実は「説明」であって「描写」ではないんです。だから、読者の共感を得にくいんですよね。
読者は、アナタの言葉を通じて、その感情を「自分も体験したい」と願っています。
・会話がリアルすぎて、逆に不自然になっていませんか
インタビュー形式のKindle本や小説で、日常会話の録音をそのまま文字に起こすと、「えーと」や「あのー」といった意味のない言葉がたくさん入りますよね。
これを忠実に再現してしまうと、テンポが悪くなり、一番伝えたいメッセージがぼやけてしまいます。
「現実に忠実」であることと、書籍として「読んでいて自然」であることは別物なんだ、と意識する必要があります。
これらの特徴に気づくだけでも、著者としてのレベルは格段に上がります。
「情報を説明する」のではなく、読者の頭の中に「イメージを届ける」書き方へシフトしていくこと。
そうすれば、アナタのKindle本は単なる情報商材ではなく、読者の人生に寄り添う「優良なコンテンツ」へと進化していきます。
Q よくある失敗例って、どんなものがありますか?
A 状況を詳しく伝えようとして、形容詞ばかり並べてしまうケースですね。
例えば、「美しくて、大きくて、華やかな会場」と書いても、具体的にどんな場所なのか想像しにくいですよね?
それから、キャラクター同士の会話を、現実の会話と同じように「あー」とか「えっと」などの無駄な言葉まで忠実に再現してしまうのも要注意です。
テンポが悪くなって、読者が疲れてしまいますから。
小説やブログにおける「リアル」とは、現実の録音起こしではなく、読者にとって読みやすく加工されたリアリティであることを意識しましょう。
2 スマホで読まれるKindle本を意識した「見た目」のリズムとページ構成
文章の内容以前に、現代のAmazon Kindle読書環境に合わせた「見た目」の工夫が欠かせません。
Kindle本はスマートフォン、タブレット、PCなど、いろいろな端末で利用可能です。
特に、スマホで読んでいる人がすごく多いんですよね。
小さな画面に文字がびっしりと詰まっていると、それだけで「うわっ、読みにくそう…」と思われてしまい、そっとページを閉じられてしまうんです。
だからこそ、「見た目の空白」も重要な表現テクニックの一つになります。
・「文字の壁」を作らないよう、こまめに改行を入れましょう
紙の本では段落が長くても許されますが、スマホでは3行続くと画面が文字で埋め尽くされてしまいます。これ、結構圧迫感があるんです。
「ワンセンテンス・ワンパラグラフ(一文で改行)」くらいのつもりで、余白を恐れずに改行してみてください。
白いスペースが多いほど、読者はスクロールする指を止めずに、サクサクと読み進められます。
・会話文や重要な一言の前後に、あえて「空白行」を入れましょう
大切なセリフや、読者にハッとしてほしい一文の前には、ポツンと1行分の空白を入れてみてください。
この「間」があることで、読者は無意識のうちに一呼吸置き、その後の言葉をより強く印象に残すようになります。
漫画のコマ割りで、大事なシーンを大きく描くのと同じ効果があるんですよ。
・漢字とひらがなのバランスを調整して、圧迫感を減らしましょう
「鬱蒼とした森林」と書くよりも、「うっそうとした森」と書くほうが、視覚的に柔らかく、読みやすくなりますよね。
難しい漢字を使いすぎると画面が黒っぽくなり、威圧感を与えてしまいます。
ひらがなを適度に混ぜて、画面全体を「白っぽく」保つことが、親しみやすさを生む秘訣です。
スマホ画面という「額縁」に合わせてKindleコンテンツをデザインする意識を持ちましょう。
中身がどれほど素晴らしくても、見た目で拒絶されてしまっては元も子もありません。
「パッと見て読みやすそうだな」と思わせることは、読者への最初のおもてなしなんです。
Q 空白行を入れる頻度に正解はありますか?
A 明確なルールはありませんが、自分のスマホでプレビュー画面を見て確認するのが一番です。
画面の中に文字が詰まりすぎていないか、適度な「息継ぎ」ができるスペースがあるかをチェックしてください。
特に、場面が変わるときや、話の話題が変わるときには、少し広めに空白を入れると、読者の頭の中も整理されやすくなりますよ。
3 Amazonの「試し読み」対策!最初の数ページですべてが決まる
Kindle出版において、最も力を入れるべきなのは「冒頭部分」です。
ここが本当に大事なんです。
なぜなら、AmazonのKindleストアには、購入前に書籍の一部を閲覧できる「無料サンプル(試し読み)」機能があるからです。
さらに、定額制読み放題サービスのKindle Unlimitedを利用している読者は、「あ、これ違うな」と感じたら、すぐに別の本へ自由に切り替えることができます。
つまり、冒頭の掴みが弱いと、どんなに中盤以降ですごいノウハウやラストが待っていても、そこまで辿り着いてもらえないんです。
・まどろっこしい前置きはカットして、いきなり核心から始めましょう
「本日は晴天なり…」のような挨拶や、長い自分語りから始めてはいけません。
小説なら冒頭の1行目で事件を起こし、ビジネス書なら読者が抱えている一番の悩みをズバリと言い当ててください。
読者は「この本は自分に関係がある!」と確信した瞬間、購入ボタン(またはダウンロード)を押してくれます。
・「このKindle本を読むとどうなるか」という未来を具体的に見せましょう
「英語が話せるようになります」ではなく、「3ヶ月後には、字幕なしで海外映画を見て笑えるようになります」と書いてみてください。
読者が手に入れたいのは「本」そのものではなく、その電子書籍を読んだ後に待っている「素敵な変化」です。
そのビジョンを冒頭で鮮やかに描くことで、読者の期待感は最高潮に達します。
・問いかけや謎の提示で、読者の好奇心を刺激しましょう
「なぜ、あの店は看板もないのに行列が絶えないのでしょうか?」のように、答えが知りたくなる質問を投げかけてみてください。
人間って、謎を提示されると、どうしてもその答えを知りたくてたまらなくなる生き物なんですよね。
この心理テクニックを使って、読者をページをめくる手へと誘導しましょう。
最初の5ページは、アナタの本の「予告編」であり、オーディション会場です。
ここで合格をもらわなければ、本編は存在しないも同然です。
全精力の半分を冒頭に注ぎ込むくらいの気持ちで、魅力的なフック(釣り針)を用意しましょう。
Q 冒頭でいろいろ説明したくなってしまい、長くなるのですが?
A その気持ち、痛いほどわかります!でも、説明は第2章以降に回してしまいましょう。
冒頭に必要なのは「説明」ではなく、「感情を動かすこと」や「興味を引くこと」だけです。
「詳しくは後で説明しますが、まずはこの驚きの事実を知ってください」と書いて、一番おいしい部分を最初に見せてしまうのが、読者を引きつけるコツですよ。
4 読者の脳内に映像を映し出すコンテンツ作成テクニック
ここからは、電子書籍の文章そのものの表現力を高めるテクニックです。
目指すべきは、「読んでいるだけで、頭の中に鮮明な映像が浮かんでくる文章」です。
Kindleのビジネス書でも、著者の失敗談や経験を語る際に「映像」が浮かぶように書くと、説得力が何倍にも増します。
そんな映画を見ているような体験を読者にプレゼントするための、具体的な方法をご紹介します。
・「口元が緩む」「唇を噛む」など、動作で感情を語ってみましょう
「彼は喜んだ」と書く代わりに、「彼の口元がふっと緩んだ」と書いてみてください。
「悔しかった」と書く代わりに、「血がにじむほど唇を噛み締めた」と描写してみてください。
目に見える動作を通して内面を描くことで、読者はアナタのエピソードをよりリアルに肌で感じられます。
・意味のある言葉だけを抽出した、スマートな会話を目指しましょう
実際の会話から「贅肉」を削ぎ落とし、話や論旨を進めるために必要な「骨格」だけを残すイメージです。
テンポの良い掛け合いや、印象的なセリフは、読者を飽きさせない最高のスパイスになります。
意味のある言葉だけを選び抜くことで、著者の知性や登場人物の個性も際立ってきます。
・「まるで~のような」という比喩を使って、イメージを共有しましょう
「彼は怒っていた」と書くよりも、「彼は瞬間湯沸かし器のように顔を真っ赤にした」と書くほうが、その怒りの爆発力が一瞬で伝わりますよね。
読者がすでに知っているものに例えることで、未知の状況や感情を瞬時に理解してもらうことができるのです。
ありきたりな表現を避け、アナタらしい視点の比喩を探してみてください。
これらのテクニックを意識すると、平坦だったテキストに立体感が生まれます。
文字を追うのが苦痛ではなく、むしろ心地よい音楽を聴いているような感覚を読者に与えられるようになるでしょう。
映像が浮かぶ文章は、読者の記憶にも長く残り続け、「この著者の言うことは信頼できる」というブランディングにもつながります。
Q 「動作で感情を語る」とはどういうことですか?
A 心理描写のテクニックの一つです。
「悲しい」という言葉を使わずに悲しみを伝えるにはどうすればいいでしょうか。
「彼女は震える手でハンカチを握りしめ、一度も顔を上げなかった」と書けば、深い悲しみや悔しさが伝わってきますよね。
直接的な感情語を使わずに、行動や仕草で内面を表現することで、読者はより深くキャラクターに感情移入します。
5 Kindle電子書籍の文章にリズムを生むコツ
読者を飽きさせず、最後の一行まで読了してもらうためには、文章の「リズム」が非常に重要です。
ずっと同じ長さの文が続くと、単調で眠くなってしまいますし、逆に短すぎる文ばかりでも息が詰まってしまいます。
音楽に強弱や緩急があるように、Kindle本にも意図的に変化をつけて、読者を最後までエスコートしましょう。
・「短い文」と「長い文」を交互に使って、緩急をつけましょう
「締め切りが迫る。電話が鳴る。私は頭を抱えた。」のように短い文を重ねると、仕事の現場の緊迫感やスピードが出ます。
一方で、その後の気づきや教訓をじっくり伝えたいときは、息の長い文章でゆったりと読ませます。
このギャップを作ることで、読者は飽きることなくページをめくり続けられます。
・文末の表現に変化をつけて、単調さを回避しましょう
すべての文が「~だ。」「~だ。」や「~ました。」「~ました。」で終わると、なんだか小学生の作文のような幼い印象を与えてしまいます。
「~だ。」「~した。」「~だろうか。」「~だった。」と、文末の形を意識的に散らしてみてください。
これだけで、文章全体がぐっと大人っぽく、洗練された「書籍らしい」印象になります。
・時には「体言止め」や「倒置法」でアクセントを加えましょう
「青い空が広がっていた。」を「広がっていたのは、青い空。」としたり、「空は青い。」を「青い空。」と名詞で止めたりすることで、強い印象を残せます。
使いすぎは厳禁ですが、ここぞという決め台詞や章の終わりで使うと、ハッとするような効果的なリズムが生まれます。
リズムが整った文章は、読み手の呼吸に自然と馴染みます。
内容が有益であることはもちろん大切ですが、まずは「読んでいて疲れない」「なんとなく心地よい」と感じてもらうことが、Kindleストアという膨大なライバルの中で選ばれ続けるための秘訣です。
Q 自分の文章のリズムが良いかどうか、どうすればわかりますか?
A 一番確実な方法は「音読」です。
声に出して読んでみて、息継ぎが苦しい場所や、語呂が悪くて噛んでしまう場所がないか確認してください。
自分が読んでいてつっかえる場所は、読者にとっても読みにくい場所です。
スムーズに声に出せる文章は、黙読しても頭に入ってきやすい美しいリズムを持っています。
6 五感を使って具体的に描く!Kindle出版で差がつく表現力
「具体的に書く」ことは、表現力を高める上で最も強力な武器の一つです。
ライティングの世界では「Show, Don’t Tell(語るな、見せろ)」という有名な格言があります。
抽象的な概念だけでまとめるのは楽ですが、そこをぐっとこらえて、具体的な描写で見せることを心がけましょう。
そうすることで、読者はアナタの電子書籍を通じて、まるでその場にいるかのような「疑似体験」ができるのです。
・「きれいな花」ではなく、固有の名称や状態を描きましょう
「きれいな花」と書くと、読者はそれぞれ違う花を想像してしまいます。
「朝露に濡れた白いユリ」と書けば、全員が同じ鮮明なイメージを共有できます。
ビジネス書でも、「優秀な部下」と書くより、「毎朝一番に出社し、机を磨いている部下」と書くほうが、人物像が鮮明になります。
解像度を上げることで、読者に見せたい世界を正確に伝えられます。
・視覚だけでなく、五感(聴覚・嗅覚・味覚・触覚)をフル活用しましょう
景色を描写するだけでなく、その場の「匂い」や「音」、「肌触り」まで伝えてみてください。
「夏の海」と書くよりも、「潮の香りが鼻をくすぐり、波の音が絶え間なく響く中、じりじりと焼けるような日差しを感じた」と書くほうが、臨場感が段違いです。
五感を刺激されると、読者の記憶の引き出しが開かれ、より深く感情移入してもらえます。
・ただし、形容詞の詰め込みすぎには注意が必要です(引き算の美学)
具体的にしようとするあまり、すべての名詞に形容詞をつけてしまうと、今度は情報過多で読みづらくなってしまいます。
「美しく、はかなく、白くて、香りのよいユリ」と書くよりも、一番伝えたい特徴に絞ったほうが、かえって印象に残ります。
情報を足すだけでなく、不要なものを削ぎ落とす「引き算」も、洗練された書籍原稿には不可欠です。
五感を使った描写は、読者を本の世界へ誘う最強の招待状です。
「おいしい」と書かずに「おいしさ」を伝えるにはどうすればいいか、「怖い」と書かずに「恐怖」を感じさせるにはどういう描写が必要か。
それを考えるプロセスこそが、アナタの表現力を飛躍的に高めてくれます。
Q どのような練習をすれば五感を鍛えられますか?
A 普段の生活の中で観察力を磨くのがおすすめです。
例えば、コーヒーを飲むとき。
「熱い、苦い」だけでなく、「湯気から立ち上る深煎りの香り」「舌に残るわずかな酸味」「マグカップの陶器の手触り」などを言葉にしてみてください。
日常の解像度を上げることが、そのまま文章力の向上につながります。
7 Amazonランキング上位のプロの技を盗む!売れるKindle本の練習法
文章力を磨くための近道は、自分一人で悩み続けることではありません。
すでにAmazonランキング上位で素晴らしい本を出版している先人たち、つまりプロの作家やベストセラー著者から学ぶことが一番の近道です。
「この表現いいな」「このリズムが好きだな」と思う本があれば、その技を徹底的に研究し、自分のものにしてしまいましょう。
・まずは好きな作家の表現を「書き写す」練習から始めてみましょう
目で読むだけではなく、実際にペンを持って(あるいはキーボードで)一文字一句書き写す「模写」がおすすめです。
「ここでは句点を打つのか」「こんな言葉の選び方があるのか」と、書き写すことで初めて気づく発見がたくさんあります。
スポーツ選手が上手な人のフォームを真似て練習するように、文章も「型」を体に入れることから始めるとスムーズに上達します。
・プロのリズムを体で覚えて、自分の感覚に染み込ませましょう
優れた作家の文章には、独特の呼吸やリズムがあります。
書き写しているうちに、そのリズムが自分の中にインストールされていく感覚を味わえるはずです。
「なんだか書きやすい」と感じるリズムが見つかれば、それがアナタの文体のベースになります。
・分析しながら読み解くことで、表現の引き出しを増やしましょう
ただ書き写すだけでなく、「なぜこの表現を使ったんだろう?」「なぜここで改行したんだろう?」と考えながら作業すると、より効果的です。
その著者が意図した仕掛けに気づければ、それはもうアナタの知識の一部です。
次に自分が書くとき、そのテクニックを自然と使えるようになっているでしょう。
プロの技を学ぶことは、決して恥ずかしいことではありません。
多くの名作家たちも、最初は誰かの模倣からスタートしています。
憧れの著者の背中を追いかけながら、少しずつ「アナタだけの表現」を見つけていってください。
Q 模写をするなら、どんな作家の作品がおすすめですか?
A アナタが「直感で好きだ」と思う作家や、「こんな文章が書きたい」と憧れる作品を選んでください。
有名な文豪である必要はありません。
自分が読んでいて心地よいと感じる文章こそが、アナタの感性に合っている証拠です。
好きな文章なら、飽きずに楽しみながら練習を続けられるはずです。
8 KDP原稿作成の秘訣:「書く」と「直す」を完全に分けましょう
ここまでたくさんのテクニックをお伝えしてきましたが、最後に一番大切なアドバイスをします。
それは、「これらのテクニックを意識しながら書こうとしないこと」です。
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、書きながら「リズムはどうかな」「五感は使えているかな」と考えてしまうと、脳がパンクして、一文字も書けなくなってしまいます。
プロの多くは、KDPの原稿作成(執筆作業)を「書くモード」と「直すモード」の二つに明確に分けています。
・最初は「情熱モード」で、テクニックを無視して書き殴りましょう
まずは、文法やリズム、表現の美しさなんて一切気にせず、頭の中にある思いをすべて吐き出すことだけに集中してください。
誤字脱字があっても、説明っぽくなっても構いません。
とにかく最後まで書き切ることが、何よりも重要です。
泥だらけでもいいので、まずは原石を掘り出さなければ、磨くことはできません。
・書き終わってから「冷静モード」になり、テクニックを使って磨き上げましょう
一通り書き終えてから、数時間、あるいは数日置いて、読者の目線に戻って読み返します。
この段階で初めて、今回紹介したテクニックの出番です。
「ここは説明っぽいから、動作に変えよう」「ここは文字が詰まっているから改行しよう」と、編集者のつもりで修正を加えていきます。
・この二つを分けることで、メンタルブロックを回避できます
「うまく書こう」というプレッシャーが、筆を止める一番の原因です。
「最初は下手でいい」「後で直せばいい」と自分に許可を出してあげることで、執筆のスピードは驚くほど上がります。
完璧主義を捨てて、まずは未完成の原稿を完成させましょう。
執筆は、粘土細工のようなものです。
最初にドサッと粘土の塊(アイデア)を置いて、後から少しずつ形を整え、表面を磨いていけばいいのです。
最初から美しい彫刻を作ろうとしないでくださいね。
Q 書いている途中で前の文章が気になって、何度も書き直してしまうのですが?
A その気持ちはよくわかりますが、書き直すのは「全部書き終わった後」にすると決めてください。
「戻るボタン(バックスペース)」は執筆中の敵です。
気になるところがあっても、メモだけ残してとにかく先へ進みましょう。
全体像が見えてから直すほうが、結果的に統一感のある文章になります。
意外とカンタン♬電子書籍の出版「難しいと思ってたんでしょ!そんなコトないですヨ☺」その908~Kindle出版・KDPで夢をかなえる電子書籍の作り方!Amazonで読者に届ける4つのポイント完全ガイド〜
おわりに
ここまで、Amazon Kindleで読者を惹きつけるための表現テクニックについてお話ししてきました。
Kindle出版、特にKDPを利用した個人出版の世界では、プロもアマチュアも同じ土俵に立ちます。
そこで読者に選ばれ、愛される本になるための決定的な差は、情報の質だけでなく、それを伝える「表現力」にあります。
ビジネス書であれ、実用書であれ、その根底に流れる「著者の情熱」や「人間味」が伝わったとき、Kindleユーザーはアナタのファンになります。
「この人の書く文章が好きだ」「この人の考え方をもっと知りたい」と思ってもらえたなら、それは著者として最高の喜びと言えるでしょう。
まずはテクニックを忘れて情熱のままに書き、その後に冷静な目で磨き上げる。
そのプロセスを楽しんで、アナタだけの一冊を世に送り出してください。
その先には、アナタのKindle本を待ちわびる読者との素晴らしい出会いが待っているはずです。
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」古賀史健 (著)のご紹介
お友達と楽しくお話しできるのに、いざ「本を書こう」とすると、ピタッと手が止まってしまうことはありませんか?
伝えたい気持ちはたくさんあるのに、文章にするのは本当に難しいですよね。
実は「話すこと」と「書くこと」は、全く別の力が必要なんです。
そんなあなたに、プロの書き手が15年もかけて見つけた、魔法のような「書く技術」を教えます。
学校では教えてくれなかったこのコツを知れば、あなたの明るい毎日を、誰かの心に届く素敵な一冊にまとめられますよ。
今こそ、著者としての第一歩をここから一緒に始めませんか?
※画像はイメージです






