「Amazon Kindle出版で夢をかなえる!アナタの経験を電子書籍の実用書にする7つの作成法とKDP戦略」

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意外とカンタン♬電子書籍の出版「難しいと思ってたんでしょ!そんなコトないですヨ☺」その909~Amazon Kindle出版で読者を夢中にさせる『売れる電子書籍』の書き方!KDPで夢をかなえる表現テクニック〜
意外とカンタン♬電子書籍の出版「難しいと思ってたんでしょ!そんなコトないですヨ☺」その910~Amazon Kindle出版で専門知識を本に!KDPで読者に愛される電子書籍の書き方と方法〜
はじめに
アナタがこれまでに仕事で培ってきた実体験や、趣味で深めたノウハウ。
それは、自分だけのものにしておくにはもったいない、本当に価値のある財産です。
自分では「こんなの当たり前だよ」なんて思っていることでも、それを知らない誰かにとっては、目の前の壁を乗り越えるための大きなヒントになるかもしれません。
でも、「Amazonで本を出すなんて、有名な作家や特別な実績がある人しか書けないんでしょ?」なんて思っていませんか?
正直に言いますね。実は私も最初はそう思っていました。でも、違うんです。
Amazonの「Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)」というサービスを使えば、Amazonのアカウントさえ持っていれば、誰でも、しかも「無料」で本が出せるんです。
驚くことに、原稿をアップロードしてから審査に通れば、通常72時間以内には世界中のKindleストアにアナタの本が並びます。
例えば「残業続きの毎日を救ったタスク管理術」のようなビジネス系から、「狭いワンルームでも快適に暮らす収納の工夫」、「定年後に夫婦で始めた低予算旅行の楽しみ方」、「資格試験に一発合格した私の勉強法」といった生活に密着したテーマまで。
誰かの「困った」を解決できるなら、どんなテーマでも立派な実用書になります。
とはいえ、いざ「自分の知識を本にまとめてみよう」とパソコンに向かってみても、何から手をつければいいのか分からず、手が止まってしまうこと、ありますよね。
頭の中には書きたいことが溢れているのに、それをどう整理して、どう伝えればいいのか。
読み手がスラスラと読み進められて、しかも「面白かった!」と言ってくれる本にするには、ちょっとしたコツがいります。
この記事では、アナタの中に眠る貴重な知識を、読者にとって手放せない「最高のKindle実用書」へと変えるための具体的な作成手順をお話しします。
今回は、単に「原稿を書く」だけでなく、Amazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」などを活用して、多くの人に手にとってもらい、アナタのファンになってもらうための戦略もこっそり盛り込みました。
難しい言葉は使いません。
読み手の気持ちに寄り添いながら、一つずつ手順を追っていけば、きっと素晴らしい一冊が出来上がります。
ぜひ、コーヒーでも飲みながらリラックスして読み進めてください。
ワクワクするような未来が、すぐそこに待っていますよ!
1 よくある悩みとKindle電子書籍執筆の壁
さあ、Kindle出版を目指して原稿を書こうとしたとき、多くの人が最初にぶつかる壁があります。
「書きたい!」という情熱はあるのに、なぜか筆が進まない。画面の前でフリーズしてしまう。そんなもどかしい経験、ありませんか? 決してアナタだけじゃありません。まずは、執筆の初期段階で陥りやすい悩みを整理してみましょう。
・ アイデアが散らばって整理できない
書きたいエピソードや伝えたい知識が頭の中に溢れすぎて、どこから手をつければいいのか分からなくなる状態です。「あれも大事だし、これも伝えないと!」と欲張ってしまうと、情報の洪水に溺れてしまい、結局一行も書けなくなってしまいます。悔しいですよね。
・ 専門用語ばかりで伝わるか不安
普段、仕事や趣味の仲間内では当たり前に使っている言葉も、初めてその分野に触れる読者には「宇宙語」のように聞こえるかもしれません。「この言葉、説明なしで通じるかな?」と不安になり、いちいち説明を入れると文章が重くなる。でも説明しないと突き放した感じになる……このジレンマ、本当によく分かります。
・ どこまで詳しく書いていいか迷う
専門知識を持っているからこそ、「正確に伝えなければ」という責任感が強く働きますよね。でも、細部までこだわりすぎると教科書のように堅苦しくて難解になり、逆に簡単にしすぎると「内容が薄い」と思われないか心配になる。そのバランス調整は本当に悩ましいものです。
これらは、アナタが真剣に伝えようとしている証拠です。「詳しく書きたい」という熱意があるからこそ悩むんです。まずは「完璧な本を目指さなくていいんだ」と、肩の力を抜くところから始めましょう。
Q Kindleで詳しく書こうとすると、どうしても難しくなってしまうのですが?
A その気持ち、痛いほど分かります。
それはアナタが「専門家の視点」で誠実に書こうとしているからこそ起きる悩みです。
知識が豊富な人ほど、正確さを期すために専門用語を使いたくなりますし、「例外的なケース」まで網羅しようとして話が複雑になりがちです。
でも、ここで少し失敗例をお話しすると、初心者に向けたKindle本なのに、専門家しか読まないような論文調の文章になってしまって、読者が「私には無理だ」と置いてきぼりになるケースがよくあるんです。
大切なのは「学術的な正確さ」よりも「読者への分かりやすさ」だと割り切って、大胆にかみ砕く勇気を持つことです。「専門家にどう思われるか」ではなく「初心者がどう感じるか」を優先してあげてください。
2 Amazonで読まれる本に変えるための3つの視点
悩みを解消し、多くの人に手に取ってもらえる売れるKindle実用書にするためには、ただ漫然と書くのではなく、いくつかの「変換」が必要です。自分目線の記録を、Amazon読者目線のガイドブックへと生まれ変わらせるためのポイントを見ていきましょう。
実はKDPには、条件を満たせば電子書籍の売上の最大70%をロイヤリティ(印税)として受け取れる仕組みや、Kindle Unlimited(読み放題)で読まれたページ数に応じて収益が発生する仕組みがあります。これらを最大限に生かすためにも、以下の視点が重要です。
・ 情報を「体系化」してスッキリ整理
思いついた順に書くのではなく、読者が理解しやすい順番に並べ替えることが大切です。基礎から応用へ、あるいは準備から実践へと階段を作るようにコンテンツを配置することで、読者は迷子にならずに最後まで読み進められます。
・ 読者の「理想の実現」に直結する内容を選別
アナタが書きたいことよりも、「Amazonの読者が何を知りたがっているか」を優先しましょう。読者が抱える悩みを解決し、彼らが望む「理想の状態」に近づくために本当に必要な情報だけを残し、それ以外は勇気を持って削ぎ落とす判断が求められます。
・ 誰でも真似できる「再現性」を持たせる
「特別な才能があったからできたんでしょ?」と思われてしまっては、実用書としての価値が薄れてしまいます。特別なスキルや環境がなくても、手順通りにやれば誰でも同じような結果が出せるように、汎用性の高いノウハウへと落とし込む工夫が必要です。
特にこの「再現性」は重要です。Kindle Unlimitedで試し読みをした読者が、「これなら自分にもできそうだ!」と希望を持てれば、最後まで読んでもらえます。結果として、読まれたページ数(KENP)が増え、アナタの収益にもつながるんです。読者が本を閉じた瞬間に、「よし、やってみよう!」とワクワクできる状態を作ることがゴールです。
Q 「再現性」とは具体的にどういうことですか?
A 「読者が同じようにやってみて、同じような結果が出せること」です。
例えば、「私は運良くこの方法でうまくいきました」という個人の武勇伝だけでは、読者は真似できませんよね。そうではなく、「この手順を1から3まで踏めば、誰でも同じゴールにたどり着けます」という仕組みを提供することが、実用書の役割です。
よくある残念なケースとして、著者の感覚やセンスに頼った説明ばかりで、具体的な手順が書かれておらず、読者が「すごいとは思うけれど、自分には無理だ」と諦めてしまうパターンがあります。これではKindle本としての価値が半減してしまいます。
3 ステップ1:マインドマップでKDP用コンテンツを出し切る
それでは、具体的なKDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)向けの執筆手順に入っていきましょう。いきなり文章を書き始めるのではなく、まずは「設計図」を作ることが大切です。頭の中にある情報の森を、地図にするようなイメージを持ってください。
・ マインドマップで構造化
最初に行うべきは、脳内の棚卸しです。「XMind」などのマインドマップ作成ツールはご存じですか? 無料で使えるプランもあり、非常に便利です。もちろん、大きめの紙とペンを用意しても構いません。とにかく頭に浮かぶキーワード、エピソード、ノウハウをすべて書き出してみましょう。視覚的に全体像を把握することが第一歩です。
・ グルーピングと順序の入れ替え
書き出したキーワードを眺めていると、「あ、これとこれは似てるな」「この話のあとにこの話をすべきだな」と、関連性の強いものが見えてきます。それらをグループとしてまとめ、「これが第1章」「これは第2章」というように、自然と本の目次(章立て)の形に並べ替えていきます。パズルのピースをはめていくような感覚で、意外と楽しい作業ですよ。
・ 足りない情報の発見と補強
全体を俯瞰してみると、「ここからここへの説明が飛躍しているな」「この部分の具体例が足りないな」という穴が見つかることがあります。執筆を始める前に不足している情報をリサーチしたり補ったりすることで、話のつじつまが合わなくなるのを防げます。
ここでのポイントは、最初からきれいに並べようとしないことです。まずはランダムに書き出し、あとから整理することで、論理的で読みやすい構成が生まれます。設計図さえしっかりしていれば、執筆中に迷子になることはありませんし、途中で「やっぱり書けないかも」と挫折するリスクも大幅に減らせます。
Q マインドマップを作るのが苦手なのですが、他の作成方法はありますか?
A もちろんです。無理に使う必要はありません。付箋(ポストイット)を使う方法も非常におすすめです。
一つの付箋に一つのキーワードやトピックを書き出し、それを机やホワイトボードにペタペタ貼り付けていきます。これなら、物理的に並べ替えたり、グループを作ったりするのが直感的に行えますよね。パソコンの画面よりも全体を見渡しやすいというメリットもあり、多くのKindle著者が実践している有効な方法です。
4 ステップ2:Kindle読者の「未来」を設計する
構成案ができたら、次は「誰のために書くのか」を明確にします。しかし、単に「30代のビジネスマン」といった属性を決めるだけでは不十分です。もっと深掘りして、その読者がKindle本を読んだ後にどう変化していてほしいかを考えましょう。
・ ターゲットの「変化」を設計する
読者が電子書籍にお金を払う(あるいはKindle Unlimitedで貴重な時間を割く)本当の理由は、そこに書かれている文字情報そのものではありません。その知識を得たことで手に入る「より良い未来」や「悩みが解消された状態」を求めているのです。そのゴールを明確に提示することが、読者の心を掴む第一歩です。
・ 読者の現状(Before)と読後の状態(After)
「今はこんなに困っている、何に躓いているか」という現状(Before)と、「どんなスキルが身につき、どう楽になるか」という未来(After)を対比させましょう。このギャップを埋めるのがアナタのKindle本の役割であり、ここが明確であるほど読者の期待感は高まります。
・ 読者の「痛み」や「感情」に寄り添う
単なる情報の羅列ではなく、「なぜ今、その人が困っているのか」「どんな不安を感じているのか」という感情面まで想像してみましょう。「その気持ち、わかりますよ」という共感の姿勢が文章に滲み出ることで、読者との信頼関係が築かれます。
この「Before」から「After」への架け橋となるのが、アナタの本です。
例えば、「料理が苦手な人」をターゲットにするなら、単にレシピを羅列するのではなく、「包丁を使わずに10分で夕食が作れるようになり、自分の時間が増える」という未来を提示してあげましょう。そうすることで、読者は「これは自分のための本だ!」と強く感じてくれます。
Q ターゲットを絞りすぎると、Kindle Unlimitedなどで読んでくれる人が減りませんか?
A そう思いますよね。でも逆説的ですが、絞れば絞るほど、結果的に多くの人に響くようになるんです。
「誰にでも役立つ本」を書こうとすると、内容が抽象的で薄くなり、結局「誰の心にも刺さらない本」になってしまいます。たった一人の具体的な人物(例えば過去の自分や、実在する友人)に向けて手紙を書くように執筆することで、不思議と同じような悩みを持つ多くの人々の共感を呼べます。
5 ステップ3:目次をAmazon上の「魅力的なカタログ」に変える
ここで一つ、多くの著者がやっていない重要なテクニックをお伝えします。マインドマップで整理した「目次案」を、ただの説明文で終わらせていませんか? 目次は、Amazonの販売ページで読者が「この本を買おうか、読もうか」と悩んだときに一番最初に見る「商品カタログ」であり、最強のセールスレターでもあるのです。
・ 読者の「欲しい!」を刺激する言葉を選ぶ
例えば「第1章:準備するもの」と書くのと、「第1章:これさえあればOK! プロも愛用する3つの神器」と書くのでは、どちらが読みたくなるでしょうか? 後者の方が、得られるメリットが明確でワクワクしますよね。目次を作成する段階で、読者の好奇心をくすぐる言葉を選んでみてください。
・ 数字を使って具体性を出す
「効率的な勉強法」よりも「1日15分で結果が出る勉強法」の方が、読者は具体的なイメージを持ちやすく、信頼感も増します。曖昧な表現を避け、具体的な数字を入れることで、「これなら自分にもできそうだ」という安心感を与えられます。
・ 問いかけ形式で興味を引く
「失敗しないためのポイント」という項目を、「なぜ、9割の人がここで失敗するのか?」という問いかけに変えてみましょう。読者は答えを知りたくなり、思わずページをめくりたくなります。
目次は単なる「案内図」ではありません。読者を本の世界へと誘う「招待状」です。
まだ本文を書いていない段階でも、目次案を魅力的にブラッシュアップするだけで、書くべき内容がよりシャープになり、執筆のモチベーションもグンと上がります。「この目次なら、自分でも読みたい!」と思えるまで磨き上げましょう。
Q キャッチーな目次は、煽りすぎになりませんか?
A 嘘をつくのは厳禁ですが、本の内容を魅力的に伝える「演出」は必要です。
大切なのは、目次で約束した内容を、本文でしっかり提供することです。「1日でできる」と書いたなら、本当に1日でできる方法を書けばよいのです。読者の期待を裏切らない範囲で、最大限に魅力をアピールすることは、著者の誠意でもあります。
6 ステップ4:行動を促す「ToDoリスト」へ変換する
読者が「なるほど、いい話を聞いた」で終わらせず、実際にアクションを起こしてもらうためには、具体的な指示が必要です。抽象的な概念を、明日から使える行動指針に変換しましょう。
・ 専門用語を日常語に翻訳する
どんなに素晴らしいノウハウも、言葉が難しければ実行に移せません。業界用語やカタカナ語は極力避け、中学生でも理解できる言葉に置き換えます。「要するにこういうことです」と、身近な例え話を使うのも非常に効果的です。
・ 行動できる「ToDoリスト」へ変換
「頑張って理解してください」と委ねるのではなく、読者が何も考えずに手を動かせるレベルまで分解します。「まず何をすればいいか」「次にどうするか」を、具体的な手順や番号付きリストで示しましょう。階段の一段一段を低くしてあげるイメージです。
・ 進捗を確認できるチェックリストを用意する
読者が自分の行動を振り返り、「できた!」という達成感を味わえるように、チェックリストを用意すると親切です。小さな達成感の積み重ねが自信となり、最後まで本を読み通し、実践し続けるモチベーションになります。
いきなり高い壁を登れと言われたら誰でも尻込みしてしまいますが、しっかりした階段があれば、一歩ずつ確実に登っていけますよね。アナタの役割は、読者の目の前にその階段を置いてあげることです。「これなら私にもできそうだ」と思ってもらえれば、読者は喜んで行動を始めてくれますよ。
Q なぜ「ToDoリスト」形式が良いのですか?
A 読者の心理的なハードルを下げるためです。
「頑張って理解してください」と委ねるのではなく、「まずはこれだけやってみてください」とスモールステップを示すことで、読者は迷わずに第一歩を踏み出せます。
失敗しやすい例として、精神論や心構えばかりを説いて、具体的なメソッドがない本があります。読者は「やる気」はあるのに「やり方」が分からず、結局何も変わらないまま終わってしまうのです。これでは実用書としての役目を果たせません。行動レベルまで分解してあげることは、著者から読者への最大の優しさです。
7 ステップ5:読者の「できない理由」を先回りして消す
実は、完璧な手順(ToDoリスト)を示しても、読者が動けないことがあります。それは、読者の心の中に「でも、私にはお金がないし」「時間がないし」といった「やらない言い訳(反論)」が生まれてしまうからです。これを先回りして解消してあげるのが、プロの技です。
・ よくある「言い訳」を想像する
読者がそのノウハウを実行しようとしたとき、何が障害になるでしょうか? 「道具が高い」「難しそう」「家族に反対される」など、想定されるネガティブな反応をリストアップしてみましょう。
・ 代替案や解決策を提示する
例えば、「専用の道具が必要です」と書いた後に、「もし予算がなければ、100円ショップの〇〇でも代用可能です」と書き添えます。「時間がなければ、週末の1時間だけでOKです」とハードルを下げます。このように「逃げ道」や「救済策」を用意することで、読者は「それなら自分にもできる!」と安心します。
・ 「失敗しても大丈夫」と伝える
読者は失敗を恐れています。「もしうまくいかなくても、やり直せますよ」「最初はできなくて当たり前です」と寄り添う言葉をかけることで、心理的なブロックを外してあげましょう。
この「反論処理」があるかないかで、Kindle Unlimited読者などの満足度と実行率は天と地ほど変わります。
読者が心の中でつぶやく「でも……」という不安の声に対し、まるで目の前で会話しているかのように「大丈夫ですよ、そんな時はこうすればいいんです」と優しく答えてあげる。そんな温かさのある文章を目指してみてください。
Q 読者を甘やかすと、本気で取り組んでもらえない気がするのですが?
A むしろ逆です。人は「正論」よりも「共感」で動きます。
「これくらいやって当然」というプレッシャーよりも、「これならできるかも」「失敗してもいいんだ」という安心感のほうが、行動の初速を生み出しやすいのです。北風と太陽の話のように、厳しさよりも温かく背中を押してあげるほうが、結果的に読者は挫折せずに長く走り続けられます。
8 ステップ6:「書く」のが辛いなら「話す」裏ワザ
ここまで構成ができたら、いよいよ執筆です。しかし、キーボードに向かって何万文字も打つのは、正直言って大変な作業ですよね。「書くのが遅くて進まない」「肩が凝って辛い」という理由で挫折してしまう人も少なくありません。そこで、現代ならではの効率的な作成方法をご提案します。
・ Googleドキュメントの音声入力機能を使ってみる
今は、Googleドキュメントなどに非常に精度の高い「音声入力機能」がついています。Chromeブラウザなどで使えますし、もちろん無料です。日本語の認識精度も驚くほど上がっています。マインドマップを見ながら、目の前に読者がいると想像して、その人に語りかけるように喋ってみてください。驚くほどのスピードで文章が出来上がっていきます。
・ 「話し言葉」は読みやすい
喋って入力した文章は、自然とリズムが良く、親しみやすい「話し言葉」になります。実用書において、堅苦しい書き言葉よりも、著者の人柄が伝わる話し言葉の方が読者に好まれる傾向があります。誤字脱字は後で直せばいいので、まずは喋り倒して「原稿の塊」を作ってしまいましょう。
・ 録音からの文字起こしアプリ活用も
どうしても画面に向かうと緊張してしまうなら、散歩中や入浴中にボイスレコーダーに向かってアイデアを吹き込み、それを文字起こしアプリでテキスト化する方法もあります。リラックスした状態で出た言葉は、時として机の上で考えた文章よりも生き生きとしています。
「Kindle出版=キーボードを叩くこと」という思い込みを捨てましょう。
喋るように書く、あるいは本当に喋って書く。この方法を取り入れるだけで、執筆スピードが3倍、5倍になることも珍しくありません。「これなら隙間時間に本が書ける!」と、執筆へのハードルが一気に下がるはずです。
Q 音声入力だと、文章がまとまらない気がするのですが?
A もちろん、喋ったそのままを本にするわけではありません。
まずは音声入力で「素材」を大量に作り、その後にパソコンで「編集・推敲」をするという2段階の工程に分けるのがコツです。「ゼロから文章を生み出す苦しみ」と「ある文章を直す作業」では、後者の方が圧倒的に楽です。まずは質より量、とにかくアウトプットすることを優先しましょう。
9 ステップ7:電子書籍を「次のチャンス」につなげる仕掛け
せっかくKDPで出版するのですから、読んでもらって終わりにするのはもったいないことです。読者との関係を出版後も続け、アナタのファンになってもらうための「仕掛け(バックエンド)」を、本の設計段階から考えておきましょう。
・ 読者特典を用意する
「本を読んでくれた方限定で、チェックリストのPDFをプレゼントします」「解説動画が見られます」といった特典を用意し、巻末などにQRコードやURLを掲載します。これにより、読者はアナタに対してさらなる信頼を寄せ、より深い情報を求めてくれるようになります。
・ 相談窓口やSNSへの導線を作る
「もっと詳しく知りたい方は、私のSNSをフォローしてください」「メルマガで最新情報を発信しています」と案内することで、読者との接点を持ち続けられます。電子書籍はあくまで入り口であり、そこからアナタの世界へ招き入れるための招待状なのです。
・ 読者の声を募集する
「感想を聞かせてください」と呼びかけることで、読者からのフィードバックが得られます。それは次のKindle本のネタになるだけでなく、好意的なレビューが増えるきっかけにもなります。
Kindle出版はゴールではなく、読者との長いお付き合いのスタートです。
この視点を持っている著者は、出版をきっかけにビジネスを拡大したり、仲間を増やしたりと、人生を大きく好転させています。「読み終わった読者に、次にどうしてほしいか?」を今のうちからイメージしておきましょう。
Q 本の中で自分のSNSやサービスを宣伝すると、嫌われませんか?
A 露骨な売り込みはNGですが、案内そのものは読者への「親切」になります。
本を読んで「もっと知りたい」「著者のことが好きになった」と感じている読者にとって、次のコンタクト先が分からないのは逆にストレスです。「もしよかったらどうぞ」という控えめなスタンスで案内があれば、それは宣伝ではなく、有益な情報の一部として感謝されます。
10 執筆時に気をつけたいKDPのルールと権利の話
最後に、Kindleストアでノウハウを公開する上で非常に重要な、リスク管理について触れておきます。特に、会社員時代の経験を元に執筆する場合や、他者の事例を引用する場合には注意が必要です。トラブルを未然に防ぎ、長く愛される本にするためのマナーでもあります。
KDPの魅力の一つは、出版後も「著作権は著者が保持できる(Amazonに譲渡する必要がない)」ことですが、だからといって何を書いてもいいわけではありません。
・ 業務上の守秘義務と権利関係の確認
業務で得た知識をまとめる際は、会社の守秘義務や「営業秘密」に抵触しないよう、情報の取り扱いに十分ご注意ください。社外秘のデータや独自のノウハウが無断で公開されると、法的なトラブルに発展する恐れがあります。
・ プライバシーへの配慮と匿名化
事例として他者の話やクライアントのエピソードを紹介する場合は、個人や企業が特定されないように配慮が必要です。名前をイニシャルにする、業種や背景を少し変えるなどして、関係者のプライバシーを徹底して守りましょう。
・ 著作権と引用のルールを守る
他人の文章や図表、写真などを自分のKindle本で使う場合は、必ず引用元を明記し、著作権法で認められた「引用」の範囲内で行う必要があります。インターネット上の画像などは安易に使わず、自分で作成するか、権利関係がクリアな素材を使用しましょう。
「なんだか難しそうだな、怖いな」と感じてしまったかもしれませんが、心配しすぎなくて大丈夫です。これらは決してアナタを縛るためのルールではなく、アナタ自身と、アナタが大切に生み出した作品を守るための「防具」のようなものです。ここさえしっかり押さえておけば、堂々と胸を張って世界中に本を届けることができますよ。
Q 自分の経験なら何を書いても自由ではないのですか?
A 残念ながら、そうとは限りません。
自分が担当したプロジェクトであっても、そのデータや独自のノウハウが会社の「営業秘密」に該当する場合、無断で公開するとトラブルになる可能性があります。また、クライアントの名前や、特定の個人が特定できるようなエピソードを出す際も、プライバシーへの配慮が不可欠です。
自分を守るためにも、また読者に安心して情報を届けるためにも、公開して良い情報と伏せるべき情報の線引きは慎重に行いましょう。
意外とカンタン♬電子書籍の出版「難しいと思ってたんでしょ!そんなコトないですヨ☺」その908~Kindle出版・KDPで夢をかなえる電子書籍の作り方!Amazonで読者に届ける4つのポイント完全ガイド〜
意外とカンタン♬電子書籍の出版「難しいと思ってたんでしょ!そんなコトないですヨ☺」その909~Amazon Kindle出版で読者を夢中にさせる『売れる電子書籍』の書き方!KDPで夢をかなえる表現テクニック〜
意外とカンタン♬電子書籍の出版「難しいと思ってたんでしょ!そんなコトないですヨ☺」その910~Amazon Kindle出版で専門知識を本に!KDPで読者に愛される電子書籍の書き方と方法〜
おわりに
アナタの経験は、アナタ自身が思っている以上に価値があり、誰かの助けになる可能性を秘めています。
「自分なんかがKindle本を書いてもいいのだろうか」と不安になる必要はありません。今日ご紹介したステップに沿って情報を整理し、読者の顔を思い浮かべながら丁寧に言葉を紡いでいけば、必ず想いは伝わります。
KDPなら、電子書籍だけでなく、オンデマンド印刷による「ペーパーバック(紙の本)」も出版可能です。自分の本が形になる感動は、何物にも代えがたいものがあります。
アナタだけの知識を形にして、誰かの人生を応援する一冊をKDPで世に送り出しましょう。
その本がきっかけで、読者の悩みが解消され、笑顔が増える未来を想像してみてください。
また、本を出すことはアナタ自身の信頼性を高め、新たなキャリアやチャンスを引き寄せる「最強の名刺」にもなり得ます。
もし、この記事が少しでも執筆の参考になったなら、ぜひ内容を見返しながら、まずはマインドマップを広げることから始めてみてください。アナタのセルフ出版への挑戦を心から応援しています。
「Kindle出版の教科書: 副業作家で月10万円を稼ぐ!」清水 Air (著) のご紹介
「Kindleで本を出したいけど、どこから始めればいいの…?」そんな悩みを抱えるアナタへ。
初めてでも企画から出版、さらに販売促進までがしっかり学べる心強い教科書が登場!
費用やツール選び、電子書籍のフォーマットまで具体的に解説しています。
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